ポノフットボールクラブ

三井のリハウスリーグ第1節・第2節

雨天延期が続いていた三井のリハウスリーグ第1節・第2節。

なかなか開催することができない中、ようやく子どもたちがピッチに立ち、試合をすることができました。

まずは、開催に向けて準備・運営をしてくださった皆様、そして対戦していただいたチームの皆様、本当にありがとうございました。

サッカーは、自分たちだけではできません。

会場を準備してくださる方がいて、審判をしてくださる方がいて、対戦してくださるチームがいて、送り迎えや応援をしてくださる保護者の皆様がいて、初めて子どもたちは大好きなサッカーを思い切り楽しむことができます。

改めて、すべての皆様に感謝いたします。

今回の第1節・第2節。

結果だけではなく、僕たちにとって非常に意味のある2試合となりました。

それは、

全員がピッチに立ち、それぞれが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたこと。

PONO FOOTBALL CLUBを立ち上げてから、僕たちはトレーニングマッチでも、招待大会でも、できる限り全員に出場機会を作ることを大切にしてきました。

もちろん、公式戦になれば勝敗があります。

勝ちたい。

当たり前です。

僕たちだって、めちゃくちゃ勝ちたいです。

サッカーという競技をやっている以上、目の前の相手に勝つために全力を尽くす。

それは当然のことです。

でも、そこで絶対に混ぜてはいけないものがあると思っています。

それは、大人の「勝ちたい」という感情と、子どもたちの成長です。

勝ちたいから、この子は出さない。

勝ちたいから、いつも同じ選手だけが試合に出る。

勝ちたいから、ミスをしそうな選手にはチャレンジさせない。

それで本当に、子どもたちは成長できるのでしょうか。

僕たちはそうは考えていません。

子どもたち自身が、

「相手に勝ちたい」

「もっと上手くなりたい」

「あの選手を抜きたい」

「ボールを奪いたい」

「ゴールを決めたい」

「次は絶対に負けたくない」

そう思って、目の前の相手に向かっていく。

失敗して、悔しい思いをして、またチャレンジする。

その繰り返しこそが、育成年代では何よりも大切だと思っています。

だからPONOは、試合に出る機会を大切にしてきました。

最初から全員が上手かったわけではありません。

試合に出ても何もできないこともありました。

ボールを怖がることもありました。

ミスをして失点することもありました。

判断できずに止まってしまうこともありました。

それでも試合に出しました。

そしてまた次の試合にも出しました。

トレーニングマッチでも。

招待大会でも。

何度も何度もピッチに送り出しました。

なぜなら、試合でしか学べないことがあるからです。

試合の緊張感。

相手のプレッシャー。

一瞬で変わる状況。

成功した時の喜び。

失敗した時の悔しさ。

仲間を助けること。

仲間に助けてもらうこと。

自分の力が通用した瞬間。

まだまだ足りないと感じる瞬間。

それはベンチから試合を見るだけでは経験できません。

実際にピッチに立ち、自分で感じるからこそ、その経験が子どもたちの力になっていきます。

そして今。

その積み重ねが、少しずつ実を結び始めています。

誰か一人に頼るチームではなくなってきました。

誰が出ても戦える。

誰が出てもチャレンジできる。

誰かがミスをしたら、誰かが助ける。

一人一人が自分の役割を見つけ、自分の武器を出そうとする。

チーム全体の底上げが、確実に進んでいます。

今回のリーグ戦でも、それを強く感じました。

本当にみんなが戦っていました。

本当にみんながチャレンジしていました。

そして何より、

みんながサッカー選手として、自分自身でピッチに立っていました。

これが僕たちが作りたかったチームです。

誰一人、脇役なんていません。

全員が主役です。

僕たちはこれまで、

「そんなに全員を出して勝ちたくないの?」

というようなことを言われることもありました。

答えははっきりしています。

勝ちたいです。

めちゃくちゃ勝ちたい。

負ければ悔しいです。

勝てば最高に嬉しいです。

でも、だからこそ、子どもたち自身の力で勝ってほしい。

大人が勝たせるのではなく、

子どもたち自身が考え、

子どもたち自身が戦い、

子どもたち自身がチャレンジして、

目の前の相手に勝つ。

僕たちが目指しているのは、そこです。

そして、これはPONOに所属している選手だけの話ではありません。

今、サッカーをしている子どもたちの中には、

「もっと試合に出たい」

「もっとチャレンジしたい」

「もっと自分の力を試したい」

そう思いながら、なかなか試合に出られない選手もいると思います。

強いチームに所属しているから、必ず上手くなるわけではありません。

有名なクラブに所属しているから、必ず成長できるわけでもありません。

大切なのは、

その子自身が成長できる環境にいるか。

僕たちはそこをすごく大事にしています。

毎週試合があるのに、ずっとベンチから応援している。

大会に行っても、ほとんどピッチに立つことができない。

もちろん、競争があることもサッカーです。

努力してポジションを勝ち取る経験も大切です。

でも、育成年代には「実際にプレーすることでしか得られない成長」があります。

だから僕たちは、

「今いる場所だけがすべてではない」

と思っています。

海外では、自分の成長や出場機会を求めて環境を変えることは珍しいことではありません。

日本でも少しずつ変わってきていますが、まだ「移籍すること」に対してネガティブなイメージを持たれることがあります。

でも、環境を変えることは逃げではありません。

自分が成長できる場所を探すこと。

自分がチャレンジできる場所を探すこと。

自分がサッカーを思い切り楽しめる場所を探すこと。

それも一つの大切な選択です。

もし今、

「試合に出たい」

「もっとサッカーがしたい」

「自分もチャレンジしてみたい」

そう思っている子がいるなら、伝えたいことがあります。

君の居場所は、今いる場所だけじゃない。

自分が輝ける場所で、思い切り輝いてほしい。

きっと、お父さんやお母さんも、

ベンチに座っている君だけを見るために、毎週グラウンドへ来ているわけではないと思います。

ピッチを全力で走る姿。

ボールを必死に追いかける姿。

ゴールを決めて喜ぶ姿。

ミスをして悔しがる姿。

仲間と声を掛け合う姿。

最後まで諦めずに戦う姿。

そんな、一生懸命な君の姿を見たいはずです。

試合に出たからこそ生まれる悔しさがあります。

試合に出たからこそ生まれる喜びがあります。

試合に出たからこそ見つかる課題があります。

そして、その経験が次の成長につながっていきます。

PONO FOOTBALL CLUBは、これからもその機会を大切にします。

もちろん簡単ではありません。

勝つために選手を固定した方がいい場面もあるでしょう。

結果だけを考えれば、別の選択をしたくなる時もあるかもしれません。

それでも僕たちは、自分たちが大切にしてきたものを簡単には変えません。

子どもたちが主役であること。

全員に成長するチャンスがあること。

失敗を恐れずチャレンジできること。

一人一人が自分の武器を見つけられること。

そして、

サッカーを心から楽しみながら、本気で勝利を目指せること。

そんなチームであり続けたいと思っています。

「強いチームに入ったから成長できる」

ではなく、

一人一人と向き合い、試合を経験し、失敗し、チャレンジし続けることで人は成長できる。

僕たちは、それをこれから証明していきます。

まだまだ僕たちは成長途中です。

完成されたチームでもありません。

失敗もたくさんします。

負けることもあります。

悔しい思いもします。

でも、それでいい。

そこから何を感じて、何を考えて、次にどう行動するのか。

その積み重ねを、子どもたちと一緒に大切にしていきたい。

今回の三井のリハウスリーグ第1節・第2節。

全員がピッチに立ち、全員が戦い、全員がチャレンジした。

僕たちにとって、それは大きな一歩でした。

もっと上手くなろう。

もっと強くなろう。

もっとチャレンジしよう。

そして、みんなで勝とう。

誰一人、脇役なんていない。

一人一人が主役。

自分が輝ける場所で、思い切り輝こう。

それがPONO FOOTBALL CLUBです。

僕たちはこれからも、子どもたちの可能性を信じ続けます。

そして、僕たちらしいやり方で、

僕たちにしかできないチームを、

みんなで作っていきます。

PONO FOOTBALL CLUBは、これからもそんなクラブであり続けます。

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