代表 久利コーチより
先日行われたハトマークフェアプレーカップ・ブロックリーグにご声援をいただき、誠にありがとうございました。
選手たちは懸命に戦い、たくさんの経験と学びを得ることができました。
【試合を通して見えた成長】
1試合目は大きな会場の雰囲気に緊張していた子どもたち。
普段の動きが出せず、気持ちでも押されてしまう場面がありました。
しかし、試合を重ねるごとに少しずつ感覚をつかみ、プレーの質も上がっていきました。
2試合目では「守る」「攻める」の連携がより重要になる中で、ディフェンスの基本であるチャレンジ&カバーの重要性を改めて実感しました。
そして、こちらも対応に工夫を加え、プレーの幅を広げる意識が見えてきました。
そして3試合目。
子どもたちはやっと勝利を掴み、晴れやかな笑顔を見せてくれました。
勝つことで、こんなにも表情が変わり、雰囲気が変わるのか――
その力を改めて感じる一戦でした。
【でも、サッカーはそんなに甘くない】
勝ったからこそ、伝えたいこともあります。
「このプレー、本当は1試合目からできたはずだよね?」
そう、相手の見た目や体格に“ビビって”しまっていたから出せなかったんです。
でも、何度も伝えたい。
小学生年代の差なんて、すぐにひっくり返る。
そのくらい、日々のトレーニングが子どもたちを大きく変えていきます。
普段一緒にボールを蹴っているコーチたちは、全国トップレベルを経験してきたメンバーばかり。
そんな環境で日々切磋琢磨している選手たちが、同年代の子たちに臆する必要なんてありません。
胸を張って、もっと堂々と戦っていい。
【“勇活”の体現へ】
この大会を通じて、ポノサッカースクールのチーム理念である「勇活」——
- 勇気ある行動
- 自己受容
- 他者貢献
- 信念を貫く正直
- 試し合いとしての試合
- 自分らしく活き活きとプレーする
これらが、実戦の中で試され、少しずつ形になってきたように感じます。
試合結果はもちろん大切ですが、もっと大切なのは、「自分のパフォーマンスを最大限に発揮できる選手」になること。
今回の経験は、その土台を築くための貴重なステップでした。
【感謝を込めて】
大会運営関係者の皆さま、そして審判・ベンチ入りなどでご協力いただいた方々、何よりいつも温かく見守ってくださる保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
これからも「PONO(本来の在り方)」を大切に、子どもたちの未来を育んでまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。