ポノフットボールクラブ

ゴールキーパーという特殊なポジションで考えること

このたび、新たにゴールキーパーをやりたいという選手がクラブに加わってくれました。

これにより、ゴールキーパーの枠をライバルとして争う関係が生まれます。

ゴールキーパーとは、サッカーの中でも極めて特殊なポジションです。

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フィールドプレーヤーの中で唯一、手を使うことが許されている存在であり、チームの最後の砦として身体を張り、ゴールを守る責任を担います。これほど重要な役割でありながら、試合に出られるのは基本的に1人だけ。だからこそ、このポジションには他にはない覚悟と精神力が求められます。

私自身、これまで多くの素晴らしいゴールキーパーの先輩たちを見てきました。その中で強く感じたことがあります。

それは、スタメンのキーパーに対してやっかみや妬みを見せる選手がほとんどいないということです。もちろん、試合に出たい気持ちは誰にでもあります。それでも、出場できるのが1人だと分かっているからこそ、彼らは他人ではなく自分自身に矢印を向ける。自分にできる準備、自分に足りない課題、自分が伸ばせる可能性に集中し続けるのです。

「第二ゴールキーパーがチームの雰囲気を作る」

そんな言葉があるほど、ベンチに入るキーパーの存在はチームにとって重要です。試合に出る選手を全力で送り出し、ピッチ外から戦い続ける姿勢は、チーム全体の士気を高めます。

実際に、まさやコーチも長年そうした環境の中でプレーしてきました。大学時代も、どちらかが試合に出て、どちらかが出られない。そんな状況でも、出場する仲間を熱い抱擁で送り出す。その光景は、競争の中にある本当のリスペクトを教えてくれます。

ゴールキーパーは、ある意味で逃げ場のないポジションです。ミスは失点に直結し、責任は常に背負うことになる。だからこそ、試合に出る選手への敬意や理解は、フィールドプレーヤー以上に強くなるのかもしれません。私はそこに、このポジションの尊さと美しさを感じます。

これから何十年とサッカーを続けていく中で、理不尽なことや悔しい瞬間は必ず訪れます。それでもゴールキーパーは、外ではなく自分に目を向け、ひたすらトレーニングを重ね、良きライバルと切磋琢磨しながら成長していく存在です。

ここからがサッカーの本当の面白さ。

向上心も、負けず嫌いも、すべてさらけ出していい。

競争すら楽しめるようになったとき、選手としての未来は大きく開けていきます。

ゴールキーパーは、特別なポジション。

そしてその特別さは、君自身を特別な選手へと成長させてくれるはずです

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